特定調停後でも過払い請求が出来ました 大分県大分市 T・R様

■借金もちの義兄

主人の兄は50歳過ぎても独身で、借金でいつもヒーヒー言っていました。

主人は両親が早くに亡くなっていて大分県内に身内はおらず、兄弟も義兄だけだったので、「レイクやアコムに借金してだらしない奴だ。」と言いつつも、義兄の給料日前などには食事に呼んだりして、なんだかんだと世話を焼いていました。

義兄は人が良く、「いつもすみません。」と言いながら頭をかいているのを見ると不思議と憎めなかったです。

 

主人から、義兄の借金が400万円ほどあると聞いた時には、「過払い請求ができたらいいのに…。」と思っていました。

しばらくして子供の誕生日のプレゼントを買ってきたので、「こんなにしてもらってすみません。」とお礼を言うと、「借金の方は特定調停とかいうのをしたんで、毎月の返済が減ったから、ちょっとくらいなら大丈夫。」と笑って言っていたので少しホッとしました。

 

■特定調停の裏側には…

ある日義兄が主人とお酒を飲んでいるときに、「借りているレイクとかに返すのがキツイと言ったら金利なしにしてくれたから、すごく助かったよ。やっぱり20年以上借りていたから、まけてくれたのかな?」と、うれしそうに話しているのを聞いてびっくりしました。

 

「それって、レイクとかに騙されているんじゃないですか?20年も借りていたら、本当ならば借金がなくなって過払い金が戻ってきてもおかしくないのに。過払い金に気付かれる前に、レイクとかは先手を打ってきたんじゃ…。」と言うと、義兄も主人も興味を持って聞き始めてきました。

 

過払い金のことをざっと説明すると、義兄は困ったような顔をしていましたが、主人は「騙して許さん!」と怒りだし、夜中にもかかわらずレイクにクレームの電話を入れかねない勢いでした。

とりあえず、法律関係のことは難しそうなので、レイクの過払い請求に詳しい弁護士を探して相談することで落ち着きました。

 

ネットで見つけたよさそうな弁護士に大分から電話したところ、「過払いが発生していた可能性が非常に高いが、特定調停の契約書の内容によっては過払い金をもらうのは難しいかもしれない。」と言われてしまいました。

「このまま泣き寝入りしか仕方がないのですか?」と尋ねたところ、「消費者である借り手が不利な特定調停は無効という判例もあるので、何とかできる可能性もあります。」と言ってもらえました。

 

レイクなどの過払い請求を一括してお願いしたところ、過払い金は借金を清算しても700万円近くあり、やはり消費者金融に騙されていたのが分かりました。

その後、レイクやアコムとは裁判になりましたがこちらの言い分が通り、700万円の過払い金返金の判決がおりました。

 

義兄も借金漬けだったのが一転、弁護士への報酬を引いても多額になった過払い金を手にし、お礼を言ってくれました。

ですが、手土産を持ってあいかわらず食事に来ることは変わらず、主人も「一人分増えたぐらいで変わらないんだから、気にするな。」と、軽口をたたきながら喜んでいます。

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